ver.sに続き、遂に「ver.l」も登場です!
今回は、このver.lについて書いていこうと思います。
外観について
ご要望が多い、アクリルプレート仕様となっております。
ver.sの時にも書きましたが、本当は違う外観を予定していました。
ご要望により、アクリルプレートとからスタートとなります。
行く行くは変更予定ですので、アクリルプレートをご希望の方は早めに動いていただいた方が良さげです。
ノブにつきましては、ver.sと同じく、私がクリアブラックに着色した物が着きます。
デフォルトのLEDカラーですが、スカイブルーとします。
LEDカラーをお選びいただく事も可能です。
中身
ワイヤーに関しては、シグナル、グランドラインにSigma Edgeなどに採用している
Sir Tone製「clear cable」を採用しています。
分かり易くクリアーな音がします。
今回は試作製作時から、このワイヤーに合わせて音作りをしました。
ハンダは全ての箇所で「Wonder Solder Signature」を採用しています。
少しダークな感触がする音質が、この機種に合っていると思います。
基板を見ていきます。
基板の価格は上がるのですが、クールでかっこいい「艶消しブラック」を採用しています。
そして今回、初めての試みをしてみました。
裏面に音声信号などが通る「外層銅箔」があるのですけど、
この外層銅箔厚を、いつもの1ozから、倍の厚さ2ozにしました。
価格は一気に上がります。
正直「効果あんのかな。。。?」と半信半疑でしたが、
これがハッキリと効果がありました!
通常のレギュラーシリーズには、コストの面から投入できませんが
今回はcustom shop扱いなので投入しました!
抵抗はDALE RN55
コンデンサーにOS con、wima、積層セラミック。
ver.sと同じ鉄板のコンビネーションです。
※入力部のカップリングコンデンサー、2021年製よりVishay/Roederstein MKT1813となります。
製品の部品などとは関係ないですが、
設計時に関係し、音作りに変化を与えた事があるので記載します。
my new gear...
— ICS FACTORY (@icsfactory) June 18, 2019
Fender Hot Rod Deluxe
愛してやまないあのEFブランドも、布袋さんが愛用するあのブランドも、日本一マニアックなEFショップでも、このアンプがリファレンスアンプとして使われているのを見て、自分も1台持っておく事にしました。
このアンプによって新しい音を作ると思います😊 pic.twitter.com/DamlpRQEXX
設計時のリファレンスのアンプとして、
今までの÷13 FTR-37などに加え、業界スタンダードの「Fender Hot Rod Deluxe」を導入しました。
これが今回、音決めに凄く役に立ちました。
今までと違う個性を与える事が出来たと思います。
音についてですが、今回多くは語りません。
ICSが好きでいてくれているのであれば、是非弾いてほしい、それだけです。
ICSにとって、明らかに新しい次元に入っていると思います。
ギターボリュームの追従、ピッキングニュアンスの表現度などなど。。。
ver.sに比べローゲインに仕上がってますので、GAINポットのカーブを変更し、ローゲインからミディアムゲインにかけて細かく設定出来る様にしてあります。
皆様が、このver.lを弾いてどの様な感想を持つか楽しみでしかありません。
好き好き(すきずき)はあるでしょうが、私は今時点で一番のお気に入りです!
発売は8日となります。
現在、他の機種の製作が追い付いていないので、当面は極少製作で直販のみといたします。
(お付き合いのある楽器店で購入したい際はお伝え下さい)
価格は税抜き27000円となります。
消費税込みですと29160円となります。
直販でしたら、送料はICSが負担いたします。
明日、SNSにて購入希望者を募集いたします。
デフォルトのスカイブルーは2台。
カラーセレクト可能が3台用意してあります。
カラーセレクトしていただいても、8日発送出来る様に対応いたします。
では明日SNSにて!
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