GEOMETRY DRIVE、Noir #01、Reyesと続いてきた
「コストを全く考えずに、今私に手配できる最良の部品を使い組む」
EgoistシリーズにPiresが登場します!
Piresが好きなユーザー様も沢山いらっしゃいますので、
正に待ちに待った登場だと思います(*゚▽゚*)
では、今夜登場するPires CS Egoistを簡単に紹介させていただきます!
カラーは大きく目に入るのは「メタリックピーチ」となっております。
立体感がある塗装を施しました。
あまり分かりませんが、下地にグロスレスブラック、
その上にメタリックパープルがラッピング塗装されています。
正直「メタリックピーチ」というカラーに関しては、
かなり冒険だったのですが、SNSでの反応は悪くなかったので良かったです(*゚▽゚*)
中を見ていきます!
フットスイッチには「桜屋電機店 ソフトタッチフットスイッチ」
このスイッチは高いですが、クリック感が最高です。
音についても、ほんの少しだけですが耳に痛くないハイが出る印象があります。
インプットジャックは「Switchcraft #12B」
アウトプットジャックは、MILスペックの「Switchcraft #C11 MIL-TYPE」
インプット~スイッチ、スイッチ~アウトプットまでの線材は「武藤製作所 オーグラインPTFE」
銀と金を合わせたオーグ合金を使った線材です。
僅か1mで1200円します(^_^;)
音は分かり易くキラキラです。
純銀線などもキラキラした音がしますが、オーグラインPTFEは締まったローも含んでいるので音が軽くなって使えないという事は無い印象です。この価格の線材を使う人はまずいないと思いますが(^_^;)
スイッチ~エフェクター基板IN、エフェクター基板OUT~スイッチまでの線材は「アムトランス 金メッキOFC線」
こちらも普通の線材に比べると、恐ろしく高価な線材です。
オーグラインに比べますと、少しマイルドでエフェクター向きに扱える線材の様に感じましたのでエフェクターをONにした時に音声信号が通る箇所に採用してみました。
アースライン、電源ラインにはMILスペックのワイヤーを使いました。
使用したハンダは「MUNDORF SUPREME」
基板上の部品を見ていきます。
あまり音に影響がない部分や、電源周りなどに「PRP」
軽い感じで書いていますが、いつも使ってる抵抗は1本約1円。
PRPは50円~なので、この時点で50倍です(^_^;)
直列抵抗の内の2箇所へ、「アムトランス AMRG」
カーボン抵抗なのですが、かなりクリアな音の印象を受けました。
どちらかと言うと、音にクセがある抵抗だと思います。
コンデンサーですが、回路的にあまり音が変化しない所は「wima」
今ではもう音が良いコンデンサーの代名詞って感じの扱いだと思います。
私個人は「音、サイズ、コスト」のバランスが良いコンデンサーという認識です。
オペアンプの近くにあるグリーンのコンデンサーもwimaです。
音への影響が比較的強い、入力のカップリングコンデンサーには、
Obbligatoが「Ultra Premium」に進化したとの事で手配してみました!
正直、私には前回まで使用したPremium +との違いはハッキリとは感じませんでしたが
恐ろしくクリアーなコンデンサーである事には変わりがないです。
ビジュアルは新型の方が好きです(*゚▽゚*)
価格は好きではありません(^_^;)
出力のカップリングコンデンサーには「MUNDORF ECap」を使ってみました。
電源部のパスコンに「PANASONIC OS con」
分かり易く電源起因のノイズが減ります。
オペアンプは、ハイエンドオペアンプ「AD712」
基板の組み方としては「ポイント・トゥ・ポイント(PTP)」で組んであります。
これは「やっぱPTPの方が音が。。。」などと言うつもりは全くありません。
1台作るだけで、プリント基板を作る方が大変なのでPTPで組みました。
肝心の音ですが、今回のPiresは使用パーツに合わせ定数が変更され
レギュラー品よりも図太い音に仕上げられています。
太くなりましたが、ハイエンドなコンポーネントによって
もたつきやもっさりとした感じはないです。
私が試して、1番強く感じた感想は、余韻が美しいです。
ローゲインに設定しても、サスティーンが美しいです。
また、ピッキングの強弱に対する反応も中々のレベルだと思います。
エフェクターだと、どうしてもこの要素が弱くなりがちですが
今回はとても上手くまとまったと思います。
ピッキングの強弱で表情をつける方には大きな武器になると思います。
自信作となっていますので、是非GETしていただきたいです(*゚▽゚*)
価格ですが、消費税、送料込みで48000円となっております。
是非ご検討下さい!m(_ _)m
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