今後、レギュラーシリーズとして登場する「Reyes」ですが、
レギュラーシリーズ展開に先立って、
いきなりEgoistシリーズで登場します!
勿論、シリアルは
「1番」
となります!
今回のReyes Egoistを紹介する前に、
レギュラーシリーズのReyesが遅れている理由について触れたいと思います。
実はReyesはとっくに発売されているはずだったペダルです。
遅れている理由ですが、率直に言いますと
現在展開しているGEOMETRY DRIVE、GEOMETRY DRIVE -FAT ver-、Noir #01の製作が追い付いていないからです。
これについては本当に皆様に感謝しかありません!
現在、上記3機種に製作を絞り込んで対応させていただいております。
少しずつですがご購入し易い環境になりつつある状況ですので、引き続き製作を頑張ります!
いつでも上記3機種がご購入していただける状況が確立しましたら、
レギュラー品Reyesのリリースを開始したいと思っています。
よろしくお願いいたします!
では、今回のReyes CS -Egoist-を紹介いたします!
外観。
今までのEgoistシリーズと同様に立体感のある塗装になっています。
「ラッピング塗装ですか?」と聞かれますが、違います。
ラッピング塗装ですとここまでの立体感はでないです。
以前美術館で油絵を見ていた時にこの塗装方法を思い付きました。
ノブは薄くクリアーブルーで着色してあります。
全体的に夏を意識してみました。
中を見ていきます。
フットスイッチには「桜屋電機店 ソフトタッチフットスイッチ」
このスイッチは高いですが、クリック感が最高です。
音についても、ほんの少しだけですが耳に痛くないハイが出る印象があります。
インプットジャックは「Switchcraft #12B」
アウトプットジャックは、MILスペックの「Switchcraft #C11 MIL-TYPE」
インプット~スイッチ、スイッチ~アウトプットまでの線材は「武藤製作所 オーグラインPTFE」
銀と金を合わせたオーグ合金を使った線材です。
僅か1mで1200円します(^_^;)
音は分かり易くキラキラです。
純銀線などもキラキラした音がしますが、オーグラインPTFEは締まったローも含んでいるので音が軽くなって使えないという事は無い印象です。この価格の線材を使う人はまずいないと思いますが(^_^;)
スイッチ~エフェクター基板IN、エフェクター基板OUT~スイッチまでの線材は「アムトランス 金メッキOFC線」
こちらも普通の線材に比べると、恐ろしく高価な線材です。
オーグラインに比べますと、少しマイルドでエフェクター向きに扱える線材の様に感じましたのでエフェクターをONにした時に音声信号が通る箇所に採用してみました。
アースライン、電源ラインにはMILスペックのワイヤーを使いました。
使用したハンダは「MUNDORF SUPREME」
基板上の部品を見ていきます。
あまり音に影響がない部分や、電源周りなどに「PRP」
軽い感じで書いていますが、いつも使ってる抵抗は1本約1円。
PRPは50円~なので、この時点で50倍です(^_^;)
直列抵抗の内の1箇所へ、「アムトランス AMRG」
カーボン抵抗なのですが、かなりクリアな音の印象を受けました。
どちらかと言うと、音にクセがある抵抗だと思います。
コンデンサーですが、回路的にあまり音が変化しない所は「wima」
今ではもう音が良いコンデンサーの代名詞って感じの扱いだと思います。
私個人は「音、サイズ、コスト」のバランスが良いコンデンサーという認識です。
オペアンプの近くにあるグリーンのコンデンサーもwimaです。
音への影響が比較的強い、入力のカップリングコンデンサーには、Noir #01 -Egoist-でも使った「MUNDORF SUPREME」を採用してみました。
流石ハイエンドオーディオ向けのコンデンサーなだけあって、とてもクリアな音の印象です。
出力のカップリングコンデンサーにも「MUNDORF ECap」を使ってみました。
電源部のパスコンに「PANASONIC OS con」
分かり易く電源起因のノイズが減ります。
オペアンプは、ハイエンドオペアンプ「LT1498」
基板の組み方としては「ポイント・トゥ・ポイント(PTP)」で組んであります。
これは「やっぱPTPの方が音が。。。」などと言うつもりは全くありません。
1台作るだけで、プリント基板を作る方が大変なのでPTPで組みました。
ツイートを見ていただくと、動画で外観をご確認していただけます。
Reyes CS -Egoist-
— ICS FACTORY (@icsfactory) August 6, 2018
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今晩、ICS SHOPに登録します。
レギュラー品の展開はまだ先となるので、当分Reyesのサウンドを独り占めできます( ̄▽ ̄)
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よろしくお願いいたします🙇
.#icsfactory pic.twitter.com/NIySs5ax3E
音ですが、レギュラー品のReyesと比べるとやはり一味。。。
二味!?
違います!(*゚▽゚*)
個人的に感じたのは、ピッキングの強弱への反応がレギュラー品よりも豊かです。
勿論、音のクリアさ、分離感、ノイズの少なさなどもレギュラー品と比べると優れています!
先程、最終チェックとして音出ししたのですが、1時間以上弾き込んでしまいました(  ̄▽ ̄)
後程、ICS SHOPに登録する「Reyes CS -Egoist-」ですが
価格は送料、消費税込で48000円となります。
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