このブログ記事のタイトルに「新機種」と書きましたが、「OVERTURE」は「GEOMETRY DRIVE」の兄弟モデルとなります。
きっかけはある日、「GEOMETRY DRIVE」最初期のプロトタイプを見付け、音を出してみた所、今の「GEOMETRY DRIVE」とは異なる音であった上に、素直にかっこいいと思えた事です。
「GEOMETRY DRIVE」は、本当にありがたい事にとても人気があり、特徴は複数台所有の方が非常に多い事です。
「GEOMETRY DRIVE」を購入していただいた50%位の方は複数台所有です。
また1番多い方は6台持っていたりします(  ̄▽ ̄)
複数台所有の方が多い「GEOMETRY DRIVE」
どうせなら同じものより、バリエーションモデルも用意させていただいて、選択肢の幅を広げようと思いました。
まず、「GEOMETRY DRIVE」最初期のプロトタイプを、再度、今の作りで製作してみました。(上画像)
そこから検討し、再度プロトタイプを製作↓
「GEOMETRY DRIVE」最初期のプロトタイプの音に、今の自分のエッセンスを加えました。
「GEOMETRY DRIVE」との違いは、「GEOMETRY DRIVE」に比べ低域が充実しています。
またクリッピングにゲルマニウムダイオードを使用していますので、トップエンドにマイルドな印象があります。
ここから、今夜、ICS SHOPに登録する、出荷台数250台突破記念「OVERTURE SP URE」を紹介します!
わたるさんによるウレタン塗装。
とても和な雰囲気を醸し出しています。
今回、記念限定モデルなので、中身はよりハイグレードな部品チョイスとなっております。
抵抗で見ますと、CC抵抗とPRPの組み合わせに加え、今回は直列抵抗に「ニッコーム」をチョイスしています。
コンデンサーにつきましては、用途に応じて、積層セラミック、OS CON、Wima、MKT1813、MKT1826を使用しています。
オペアンプは、お気に入りのハイエンドオペアンプ「MUSE 8920」
ポイント・トゥ・ポイント(PTP)で組まれていますが、音質的な事ではなく、PRP、ニッコームを使うために、用意しているプリント基板では無理なのでPTPで組みました。
そしてICSマニアの方には見逃せないポイントはここだと思います。
「シリアル1番です」
通常モデルとなって量産されるのは、早くても11月後半だと思いますので、1ヶ月以上「OVERTURE」をただ1人堪能できます(  ̄▽ ̄)
今回の価格は、消費税、送料込みで21800円となります。
(通常品は18800円を予定しております)
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