現在「Resolution series」を製作しています。
製作としては、残りは「Basiliscus」を残すのみとなりました。
次の試みとして「egoist series」をスタートさせます。
このシリーズは「Resolution series」の様に、「わたるさんのウレタンマーブルケースを使う」などの明確な決め事がありません。
もうちょっと私の姿勢の様な部分となります。
「egoist」となっている通り、「自分本位」な考えで、その時にレギュラー品にはないアプローチの仕方をします。
レギュラー品の仕様を変えてみたり、レギュラー品にラインナップのない製品を少数製作しようと思っています。
Noir #01や、bijouを作っていく中で、この様なアプローチを継続してやっていこうと思いました。
egoist seriesの1発目として、
「GEOMETRY DRIVE -egoist-」
を製作します!
まるで完成した画像の様ですが、中身はスカスカです(^_^;)
「GEOMETRY DRIVE -egoist-」のテーマですが、
「コスト度外視」
です!(  ̄▽ ̄)
bijouでも、コストを考えず、作りたい様に作りましたが、
あくまでもエフェクターに使う部品の中で高品位な物を使ったという範疇でした。
(それでも、かなりオーバースペック&高価格でしたが。。。)
今回は、まず「エフェクターでは使わない」
または「エフェクターに使うにはもったいない」と思う様なコンポーネントも投入したいと思っています。
料理人が最高級の食材を調理して提供したい様に、
私もまた、最高級の部品を自らがセレクトして組み合わせて提供したい気持ちがあります。
今週、自ら足を運んで、手に取り、店員さんと話してコンポーネントを決めたいと思います。
「部品を良くしたら、必ず音が良くなる?」との疑問があると思います。
私は、組み込みの能力などを除けば、部品に関係なく定数(設計)が音の99.9%を占めると思います。
勿論、部品を変えれば音は確実に変わります。
それは好みだと思います。
あくまでも定数が、音のメインの部分を握っていると考えています。
と言っても、全て定数が決まっていれば、何でも良い訳ではなくて、設計者として思い描く音に近付けるためにクオリティの高いコンポーネントを使います。
ICS FACTORYのレギュラー品は、販売価格から逆算してコンポーネントのセレクトをしています。
音に関係するメインのシグナル部分、電源部分には良質なコンポーネントを使い、一方であまり音に影響のない部分には汎用部品を使っています。
そうする事で、できるだけ手にしていただき易い価格にして、尚且つ私の意図する音にしています。
一方でICS FACTORYのユーザー様の中で、あまり販売価格は関係なく、より私が制約なく製作した製品を望む声もあります。
私も、自分の製品にその様なセレクトの幅があればより良いと思います。
作っていてテンションが上がると思いますし、刺激にもなると思います。
作った事で、レギュラー品にフィードバックできる事もあると思います。
ユーザー様の所有欲をくすぐり、充足感や、喜びを与えられる製品を作りたいと思います。
既にSNSで反応を多くいただいております。
楽しみにしていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします!
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